第3回「地域ぐるみの学校安全講習会」に参加。
まずは、
1)持ってくるよう言われた「ゆで卵の殻」を床にばらまく。
2)はだしになるよう言われる。
「何をするのかな?」と思ったら、
地震が起きた時に“割れたガラスを踏む”ことの疑似体験だった。
なるほどなあ。
卵の殻で怪我する危険性は低いけど、“不快感”は体験できる。
本当は、生卵の殻の方が粉々にならず良いそうだが、
洗ってこない人がいると臭いが立ち込めるので、ゆで卵にしたらしい(講師談)。
“不快感”といえば、
人間は危ないことよりも、不快なことの方が嫌なんだという。
日々起こっている事故や事件を他人事ではなく、
自分のこととして考えるための方法としては、
これ、かなりエグイのだが、
自分の大切な人、かけがえのない人(例えば子ども)の名前を
事故や事件の被害者の名前に置き換え、
新聞記事などで声を出して読んでみると、意識が変わるようだ。
確かに変わる・・・。
不快な感情は、人を動かすのだと改めて実感した。
今日のテーマは「危険の避け方」だったが、
常に危険があることが前提となるので、
持つべき姿勢としては、
「安全を確認する」よりも、「危険の度合を確かめる」ほうが良いという。
図式としてはこんな感じ。
☆安全を確かめる → 安心する → 注意しなくなる
(安全を確かめる=安心を得ることが目的)
☆危険をはかる → 緊張する → 注意する
(危険をはかる=安全に導くことが目的)
日々、危険をはかる訓練をしなければ!