日曜日、「人生をマスターするツアー」に参加してきた。
これは、『人生をマスターする方法』(ライブリー・パブリッシング)を著した
田村洋一(Danna)さんによるワークショップ。
http://www.busitre.com/master/
http://blog.livedoor.jp/facilitators/
1 月と3月の2回で完結する。
参加したきっかけは、大好きなコーチ仲間から
誘われたというのが大きいが、
著書の中にあった「戦略的に人生をマスターする」というのを、
Dannaさんのワークショップで体感してみたかったから。
参加してみて思ったのは、
1人で本を読んで想像してみるのと、
2人以上でワークを通じて、実際に体感してみるのとでは、
「楽しさ」の度合も、「気づき」の量も質も違うということ。
最も面白かったのは、「自分の死亡記事を書いてみる」というワーク。
字面だけ読むと一瞬ギョッとするが、
亡くなる間際の自分を思いきりイメージすると、
自分の大切にしているものが、どんどん出てくる。
私のキーワードは、
沖縄、ゆんたく(=しゃべり場)、かちゃーしー(=沖縄の踊り)、
家族、親戚、友達、友達の友達、
安全で美味しい食、おにぎり、ほうじ茶、ウマい酒、音楽(三線)、
太陽、月夜、風、光
書いてみた記事は、次の通り。
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~ みんなのおばあ「大ちゃん」、家族に囲まれ死す ~
2051年12月27日20時30頃、大(おお)ちゃんこと大八木智子さん(80)は
沖縄県〇〇島で、忘年会の最中に亡くなった。
大八木さんは、地元の安全で美味しい食や酒を堪能し、
孫を膝の上にのせ、ニコニコしながら周りの話を聞いていたという。
最期に、醤油と味噌で味付けしたおにぎりとほうじ茶を食し、
湯呑を手に持ったまま、息を引き取った。
はじめ、そこにいた家族や友人たちは気付かなかったが、
「あれ? おばあ・・・動かないよ」という孫の一言で、誰もが振り返った。
皆、大八木さんのところに駆け寄り、涙を浮かべながらも笑顔で
「おばあの人生、幸せだったよね」と口ぐちに言ったという。
その後も大八木さんを囲みながら、宴は夜更けまで続いたようだ……
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~ みんなのおばあ「大ちゃん」、家族に囲まれ死す ~
というタイトル(見出し)は、参加したUさんが考えてくれたもの。
当初、一緒にワークをしたAさんからは、
~ 〇〇を発見した「大ちゃん」、家族に囲まれ死す ~
というタイトルをもらった。
Aさんから
「大ちゃんは、人生の中でものすごいものを発見すると思う」
「あるいは、彗星が大ちゃんの家に落ちるとか・・・」と言われたが、
「え? 私、何か発見するんですか???」というところで、
終わりの時間が来てしまった。
いったい、これから何を発見するのでしょうか・・・(笑)。
とにかく。
このワークを通じて気づいたことは、
~ 死は日常の中にある ~
~ 幸せも日常の中にある ~
ということ。
「死」も「幸せ」も特別なことではない。
今ここにあるもの。日常の中にあるもの。
そして、
「どんな死に方をしたいか」
というところに、
「どんな風に生きたいか」が表れてくると思う。
死生観は人生観を映し出す――。
あなたは、どんな死に方をしたいですか?
そして、どんな風に生きたいですか?