昨年は、いのちについて考えた年でした。今年は・・・

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新年3日目です。
皆さん、いかがお過ごしですか。

今日は、近くの公園へ行き、
一人で内省する時間を持ちました。
こういう時間って、とっても大事ですね。

さて、以下、ロングブログです。

昨年は、いのちについて考えた年でした。

学生時代の仲間のパートナーが亡くなったり、
息子が保育園で一緒だったお子さんのお母さんが亡くなったり。

自分の同世代の人が他界したのを受けて、

改めて、いのちには限りがある。
だからこそ、自分のいのちを輝かせて生きたい。
他の方のいのちが輝くお手伝いしたい。

そんなことを思いました。

仕事では、「生死」「感動」「慈悲」といったテーマでの
コラム執筆を依頼されたもこともあり、

昨年は下記のような映画を見ました。

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 風のかたち ―小児がんと仲間たちの10年―
 http://www2.odn.ne.jp/ise-film/ise2/kaze.htm

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小児がんの子どもたちを対象にしたサマーキャンプの
10年間の軌跡を追った
伊勢真一監督のドキュメンタリー映画です。

小児がん患者や体験者を、悲劇の主人公ではなく、
「再生」のシンボルとして描いた作品。

自分自身と向き合い、今あるいのちを大切に
生きようとする子どもたちの姿が映し出されています。


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 BASURA
 http://www.basura-movie.com/
 http://www.basurafoundation.org/

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ゴミの山から、アルミニウムや空き缶など
再生可能なゴミを拾い、転売することを
生業としている人々の生きる姿を追い続けた作品です。

貧困と飢餓を生きる人間の心に宿る
“命の輝き”を見つめ続ける
四ノ宮監督のドキュメンタリー。

今日を、そして明日を生きようとする子どもたちの
エネルギーは力強く、

親・きょうだいのことを想って働く純粋な姿には、
心が打たれました。


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 GATE
 http://www.gate-movie.jp/

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日本の僧侶たちの祈りと魂を運ぶ旅を描いた作品です。
http://www.gndfund.org/html/trailer_ja.html

国や宗教、宗派を越えた人々とのつながり、そしてわかちあい。
これこそが平和への一歩だと感じさせてくれます。

この映画は、静かだけれども着実に、
世界を動かす力を持っていると思います。


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 うまれる
 http://www.umareru.jp/

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妊娠・出産・育児をテーマに、命の尊さ、自分自身の原点、
家族の絆、人とのつながり、そして生きることを考える
ドキュメンタリー映画です。

この作品は、4組の夫婦を通じて、
物語が展開されていきます。

― 両親の不仲・虐待の経験から親になることを戸惑う夫婦

― 完治しない障害を持つ子を育てる夫婦

― 出産予定日にわが子を失った夫婦

― 子を望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦

喜びも悲しみも一緒にわかちあう。
そうして、家族は家族になっていくような気がします。

そして、もう一つ。
映画ではないのですが、

コーチングフェスタの時に、
医学生や医師に、緩和ケアで学んできた全人的ケア、
死から生といのちを考える教育を推進しているという
高宮有介先生の話を聞きました。
http://www.coach-tokyo.org/cf2010/am.html#c03

そして、日本で初めてという
「子どものホスピス」の存在を知りました。

▼海のみえる森
http://www.umimori.org/about/

これらを見たり、聞いたりしたことで、
何か、いのちの大切さを考えたり、伝えたりする取り組みが
できないかな・・・と思っている今日この頃です

そして、最後に・・・

昨年は、不妊治療のクリニックにお世話になりました。

2人目の子どもを考え始めたのが、2年ちょっと前。
自然に授かれば・・・と思っていたのですが、
なかなか授からず。

ある方に「行ってみたら?」と背中を押され、クリニックに通い始めました。

詳細については別途書こうかと思っていますが、

今、お腹に新たないのちが宿っています。
順調にいけば、7月上旬に出産予定です。

親が子どもを選ぶのではなく、子どもが親を選んで生まれて来る…
と聞いたり、本で読んだりする機会が何度かあったのですが、
本当にそうなのかもしれません。

今年は、新たないのちを生み出す年にしたいと思っています。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。