近畿日本ツーリストが昨年設立した「クラブツーリズム・ライフケアサービス」
の取材に行ってきた。
旅行業界初! 高齢者の介護・生活支援をおこなっている。
阿佐ヶ谷には、デイサービスやホームヘルプサービスなどの介護事業所を設立。
新宿本社では、 「一生涯、旅行を続けられる環境作り」を目指して、
介護旅行や介護関連の教育事業などを手がけているそうだ。
今日の取材で印象に残ったのは、ある課長さんの言葉だった。
「自分の親は要介護5(*)で、旅行へ連れていきたいと思っていましたが
環境が整備されていなかったので、なかなかつれて行けませんでした・・・。
(中略)当時できなかったことを今、仕事に生かしたいと思っています」。
あまり言葉には出さないが、人それぞれ、「思い」を持って仕事をしている。
こういう人は応援したいな、と思う。
介護を必要とするお年寄りが気軽に出かけられて、
気持ちをリフレッシュできるような環境がもっと、もっと整うといいな。
(*)要介護5は、介護を必要とする人の中でもっとも重度