ポイントは”四隅”に気を遣うこと

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月1回の「写真教室」へ行ってきた。今日でようやく2回目だ。
1回目と6回目をテラウチ先生が、
他の回は報道カメラマンだった神島先生が講師を務める。

今日の講義は、カメラの基礎知識と宿題の講評だった。

目からウロコが落ちたのは「パララックス」の話。
以前、コンパクトカメラで撮影した写真を見たら、
ファインダーで確認した時には真ん中にあったモノ(被写体)が
実際は片側によっていたことがあった。

「なんでだろう・・・?」と不思議に思っていたのだが、今日ようやく納得がいった。

コンパクトカメラは「ファインダー」と光を取り込む「レンズ」との間に距離が
あるため、特に近距離の撮影をした時には、「パララックス」=ズレが
生じてしまうらしい。

つまり、「ファインダーから見ている画像」と「実際の撮影画像」が違うのだ。

一方、一眼レフカメラの「ファインダー画像」と「撮影画像」は同じなので、
パララックスは生じない。

ただし、ファインダーから見たものがそのまま写真になるかというと
必ずしもそうではないらしい。

注意しなければいけないのは「視野率」。

これは、「ファインダー画像」と実際の「撮影画像」との比率のことで、
両者が同じであれば視野率100%となるが、視野率94%のカメラの場合、
実際にできあがった写真には6%分、周りのものが余計に写るのだそうだ。

だからプロのカメラマンは、四隅にすごく気を使うのだという。
そういえば、先日の撮影の時に、カメラマンさんが被写体の周りにあるものを
ドンドンどけていたなあ。

今日の講義はホントに面白かった。
これから私も”四隅”を意識してみよう!