ささやかな形だが、フィリピンで暮らす子どもたちの教育を支援する手伝いを
している。私は幼稚園児の男の子を他の日本人スポンサーと一緒にサポートし、
夫は小学校に通う女児2人のスポンサーになっている。
今日はその子どもたちや親から、写真つきの手紙とバレンタインデーの
カードをもらった。
そもそも、支援するきっかけとなったのは、夫が大学の卒業時に
NGOのフィリピン体験旅行へ参加したことだった。
その時、貧しさゆえに学校へ行けない子どもや、労働力として扱われている
子どもの存在を知り、何かできればと奨学生の支援を始めたようだ。
そんな話を聞いていたので、一昨年、私も同じ体験旅行へ参加し、
フィリピンの現状を見に行ってきた。
そこで、同国には依然として階級社会が残っており、たとえ大学へ行くことが
できても、スラム出身の人が就職するのは難しいという現実があることを知った。
そうはいっても、子どもたちの学ぶチャンスがなければ、
その子たちの生きる道は限られてしまう。
何もしなければ何も変わらない。もちろん「自助努力」は大事だが、
外部の力があってこそ変われることもあるのでは・・・と感じ、
できる範囲で子どもたちの支援をすることに決めた。
私がもらったバレンタインデーの封筒には、(なぜか^^;)体の赤いドラえもんが
ハートのついた凧をあげている絵が描かれていた。
本人が一生懸命描いてくれたのだろう。こういう交流ができるのは嬉しい。
子どもたちはまだ小さいけれど、未来にはきっと何かできるはず。
週末にはお礼状を書こうかな。