初めて、区役所主催の「母親教室」へ行ってみた。
今日は、4回シリーズの第一回目。
区役所の配慮で、聴講者は近接した地域ごとに座らされる。
まったく同じ地域の人はいなかったが
20代後半から30代前半ぐらいの、ほぼ同世代と思われる人が多かった。
これからお母さんになる人たちと、
通っている病院などについて、思ったよりも気軽に話をすることができた。
正直言うと、これまで見知らぬ妊婦さんや小さな子どもをつれている
お母さんに対して”近寄りがたいイメージ”を持っていた。
もちろん先入観だとわかっているのだが
「私は母親よ! 子育てだけが生きがい」
な~んていうビームを出しているような気がして、話しかけにくかったのだ。
でも、実際はそんなことなかった。
「母親学級」は、下記の講義とビデオ鑑賞だった。
1)妊娠中の異常と予防
2)妊娠中の食事
3)ビデオ「赤ちゃんこのすばらしき生命」
講義は、横浜エムエムクリニックの安西院長、助産師さん、
栄養士さんによるもの。
印象に残ったのは、次の安西院長の話だった。
「妊娠22~36週末までが『早期産』といいますが、
30週未満で生まれた赤ちゃんには何らかの障がいが残る可能性があります
しかも、日本にはNICU(新生児集中治療室)の病床が不足しているのです。
30週(赤ちゃんの体重が1,500グラム)を過ぎれば後遺症が残る可能性は
少なくなりますので、それまでは安定期だからといって
『何をやっても大丈夫』と過信しすぎないで下さい」
そっか。そっか。
神経質になりすぎてもいけないが、無理はしないでおこう。