見どころが宣伝されすぎた「笑の大学」

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画「笑の大学」を見に行った。

今日は「映画の日」ということで料金は1,000円。なんだか、とっても得した気分だな。

ご存知のとおり、原作・脚本は三谷幸喜。

舞台は昭和15年。戦争への道を歩み始めていた日本では、国民の娯楽である「演劇」は規制され、
台本も上演前に検閲を受けていた。そんな時代に、警視庁の取調室で出会った2人の男。

1人は、役所広司が演じる「笑ったことがない男」。
情け容赦ない検閲官・向坂睦男(さきさかむつお)。

もう1人は、稲垣吾郎が演じる「笑いに命をかける男」。
劇団・笑の大学・座付作家・椿一(つばきはじめ)。

彼らがこの映画の主人公だ。

映画はそれなりに笑えるし、役所広司の演技はピカイチなのだが、
すでに、テレビや雑誌などで「見どころ」が宣伝されすぎているので、
意外性はないし、面白さは予想以上でも予想以下でもなかった。
もしかしたらこの映画、舞台で見た方が見ごたえがあるのかもしれない。

唯一驚いたのは、エンドロールに木梨憲武や加藤あいの名前があったこと。
一体、どこに出ていたのだろう? 

これから見る方は、ぜひ探してみてください!