広報誌作成のため、町田にある「合掌苑」という総合介護福祉施設へ行ってきた。
取材のテーマは、「訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修の2級過程」。
ここの特長の1つは、「短期集中型」で資格を取れること。
他の実施機関では、週2日土日の研修で、修了するのに4~5月かかるというケースも珍しくないが、
合掌苑は週4~5日研修を実施するため、1か月強で取得することができる。
すぐにでも介護職に就きたい人にはお勧めだ。
この研修を受講する人は、
訪問介護員として働きたい人のほか、将来のために備えて学びたい人、
親の介護で何もできなかったことを後悔し、知識や技能を身につけたい人など理由はさまざま。
ただ、実際に訪問介護員になる人は、受講者の1割だという。思ったよりも少ない。
65歳以上の高齢者が全人口に占める比率が14%を超え、「高齢社会」を迎えた日本では、
介護の知識と技能を持った訪問介護員の必要性がますます高まっている。
研修修了後、訪問介護員としてある一定期間働いた人に
研修費用の補助が出るなどの特典があれば、もう少し「働き手」が増えるかな?