買い物をしに横浜駅西口へ行くと、何やら黒山の人だかりが。
のぞいてみると、20代と思われる男性が2人地べたに座り、
筆で文字や絵を書いている。看板には路上詩人とある。
名前は「大五郎」と「ちゃん」。
おそらく ♪♪ しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん ♪♪
・・・でお馴染みの「子連れ狼」にちなんでいるんだろうな。
見ると、高校生ぐらいの女の子が大五郎氏の前に座り、
色紙大の和紙に何か書いてもらっている。
書き終わると、その彼女は卒業証書でも受け取るように
深々と頭を下げ、その場から立ち去って行った。
よくわからないけど面白そうなので、私もお願いしてみることにした。
名前(ファーストネーム)を聞かれた後、「僕をじっと見て下さい」と言われたので、
そのとおりにすると、彼は下を向き黙想し始めた。
しばらくして文字を書き始めた。
どうもその人から受けるインスピレーションで、
メッセージを書いているようだ。
私が書いてもらったコトバは次のとおり(写真左)。
智子のもつ 大切な笑顔が 智子にとっての 一番の宝物。
その笑顔が 幸せという 花を咲かせた
智子だけの 大切な喜び。
これを読んだ時、ドキッとしてしまった。
というのは、この頃ちょっと笑顔が足りないかも・・・と思っていたから。
育児と家事に注力していると、「何だか毎日同じことの繰り返しだな」と
感じることがあるけれど、後から思えば、きっと幸せな時を過ごしているんだろうな。
「笑うところに福来る」だよね。疲れていても、やっぱり笑おうっと。
ちなみに、夫が書いてもらったコトバは(写真右)
心の底から 愛する 崇自身の 大切な喜びに 感謝しながら
崇という 作品を もっともっと 楽しめるような 大切な宝物を与えて。
夫は最近「これからもっと新しいことにチャレンジしてみたい!」
と思っていたようなので、このメッセージがガツンと心に響いたようだ。
書いてもらった「お礼」は各人が決めるので、値段は決まっていない。
ちょっと迷ったが、私は1,000円、夫は2,000円わたした。
路上詩人の彼らは、静岡や宇都宮など各地で路上活動をしているようだが、
今は横浜にいるとか。
興味のある方は、今すぐ横浜西口へGO!