「なぜ仕事をするのか」という理由を明確に

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育児休業中のママ友に勧められ、
「職場復帰準備講座」なるものに参加してきた。

主催は、男女共同参画センター横浜北。
横浜市の委託事業のようだ。

この講座は2003年11月に始まり、今回で8期目を迎えるという。
今日は、3回シリーズの第1回目。

参加者は育児休業中の女性20名。
SE、経理、販売、看護師など、いろいろな職種の人がいる。

参加理由はさまざまだが、ママ友はほとんどが専業主婦なので、
ワーキングマザーのネットワークが欲しいという人が多かった。

参加者の自己紹介に続いて、
株式会社マザーネット代表取締役社長 上田理恵子さんの講義。

テーマは「家庭と仕事、バランスをとるためのコツ―こころ編」。

2人の男児の母である上田さんが、自分の経験などを踏まえながら、
軽快なトークと関西弁で笑いをとりつつ、いろいろなアドバイスをしてくれた。

その中で、最も大事だと感じたのは、
「なぜ仕事をするのか」という理由を明確にすること。

それがはっきりしていれば、周囲から
「小さいうちから保育園に預けるなんて、かわいそう」
と言われた時でも、さまざまな壁を乗り越えていけるという。

「なぜ仕事をするのか」
私自身の答えは・・・・・・

自分が「感じていること」や世の中の「声」を
伝えたいという思いがあること。

そして、私の文章を読んだ人が、少しでも何かを感じたり、
考えたりするきっかけとなれば、社会の一員として、
この仕事をしている意味があると思う。

「母親が迷うと、子どもも迷う。だから自信を持ってがんばってほしい」
と上田さんは話す。

こういうエールは本当に嬉しい。
もしも迷う時があったら、上田さんの言葉を思い出そうっと!

<<オマケ>>

「保育園に預けるなんて、かわいそう」と言われたらどうするか?

いちいち反論せずに、微笑みながら
「子どもががんばっているから、私もがんばれるんです」
と答えるのがお勧めのようです(笑)。