子どもの「安全」と親の「安心」

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世田谷の幼稚園で行われた
「子どもの安全安心セミナー」へ行ってきた。

講師は、SUSPORTの堀口瑞穂氏(♂)。
現在、お世話になっているクライアントさんの一人だ。

会場には、幼稚園児を持つお母さんたちが約50名。
その他、教育関連の出版社、メーカーなどから10名ほど
見学に来ていた。

このセミナーで改めて意識したのは、
「安心」と「安全」は違うということ。

たとえば、子どもに携帯を持たせたら、
子どもが「安全」になるかというと、そうではない。

電話をかけて子どもが元気で遊んでいるのを確認できた
次の瞬間に、誘拐されるかもしれないし、

携帯を持たせたことで、子どもがエロサイトに
アクセスすることを覚えてしまう可能性もある。

携帯を持たせたことで、”何となく安全”になった気がするが、
実は親が「安心」しているだけかもしれないのだ。

大人は子どもの「安全」(という状態や状況)よりも先に、
自分の「安心」(意識や感覚)を手にしようとする傾向があるようだ。

うーーん。非常に考えさせられたセミナーだった。
まずは大人の意識改革が必要かも。