今日は「子どもの防犯」に関する取材。
子どもの危険回避研究所
所長の横矢真理さんのところへうかがった。
子どもを犯罪の”被害者”にも”加害者”にもさせないための
危険回避能力(コミュニケーション力、想像力、判断力など)を
つけさせるため、
まずは、家庭で「地域安全マップ」作りをしてみてはどうか
という話があった。
最近、よく聞かれるようになった「地域安全マップ」とは、
自分たちが住んでいる地域の中で「どんな場所が危険か」を考え、
実際に親子で歩きながら確認し、それを地図にするというもの。
できれば、地域の危ない場所について、
交番にいる警察官や商店街で働く人などにインタビューすると、
子どもが「コミュニケーション力」を身につける練習にもなるという。
防犯については、「親が子を守る」のも大事だが、
子ども自身に、「自分の身を守る知恵」をつけさせる
ことが大事なんだと実感した。
そういえば最近、息子を保育園へ連れて行く時に、
いかにも怪しい中年の男性が小走りで追いかけてきて、
「かわいいねぇ。男の子?何歳?」と目をギラギラしながら
声をかけてきて、一瞬フリーズしてしまった出来事があった。
小児愛者だったら・・・と思うとゾッとする。
息子はまだ小さいが、少しずつでも
「自分の身を守る知恵」を授けていかなきゃなぁ、と思う。