まずは・・・ご心配おかけしてすみません。
日記が更新されないので「どうしたの?」「大丈夫?」という
ご連絡をいただきました。本当に有難いことです。
ここのところ忙しすぎて、毎日アップアップしていましたが、
大きめの仕事がようやく終わり、今、抜群に元気です(笑)。
というわけで、日記書きます☆
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今日の締め切り原稿は、「食品添加物の光と影」について。
先日、60万部を突破するベストセラーとなった
『食品の裏側』の著者・安部司氏に取材させてもらい、
講演会も見ることができた。
食品製造の「舞台裏」を知り、やや驚愕。
安部氏は、机の上の小瓶に入った“白い粉”を次々にすくいあげて調合する。
そこにお湯を注いでできたのは、お馴染みのとんこつスープだった――。
一滴のとんこつスープも入れずに、“白い粉”だけで出来上がるスープなんて。
き、き、気持ち悪い。これを食品と呼べるのだろうか。
“白い粉”は言うまでもなく、食品添加物。
添加物を入れると、手間ひまかからない分コストが下がり、
調理が簡単になるし、食品が長持ちし、色・形が美しく仕上がる。
そういう利便性を享受している一方で、
失っているものもある。
味覚おんちになる子どもが出てきたり、
家庭の味=添加物の味になって「食卓の崩壊」が起きているそうだ。
しかも、子どもたちに「食は安易に手に入る」と思わせてしまい、
たとえば、ハンバーグと牛の食肉解体が結びつかない。
「命をいただく」という感覚がない。
農家の人が1年かけて作っていることを知らない。
そんな子どもたちが増えているという。
複数入った添加物の毒性や安全性については未知数。
現在、われわれで「人体実験」をしているところかも(苦笑)。
添加物で一つ、覚えておきたいことが。
食品の「裏」に貼られたラベルを見ると、
原材料や使われた添加物が書かれているが、
すべて「情報公開」されているわけではないようだ。
たとえば、「一括表示」。
食品衛生法では、「香料」や「乳化剤」など同じ目的のために使われる
添加物であれば、一括表示して良いとしている。
例:pH調整剤、調味料(アミノ酸等)
「表示免除」もそう。
原材料からそのまま持ち越された添加物は
表示しなくて良いとしている→「キャリーオーバー」と呼ぶ。
「中食」と呼ばれる惣菜弁当には、食材それぞれに添加物が
使われているので、100種類くらいの添加物は使われているらしい。
うーーん・・・。
私自身、添加物の恩恵を受けているところもあるけれども、
やっぱり、できるだけ添加物の入っていない食事にしたい。
子どもには手作りご飯だ。気合入れて作ろう!
追伸:子どもに「インスタントラーメン」や「スナック菓子」を
食べさせなくても、味噌汁に「だしの素」を使えば同じこと。
子どもはその味を覚えてしまうようです。