最近、「色」に興味がある。
自分のイメージを表す色は何色だろう?
毎日がもっと楽しくなる色は何色かな?
と。
そんな興味があって、カラーセラピストの石井亜由美さんの本
『ココロとカラダに効く色彩セラピー』(PHPエディターズ・グループ)を読み、
取材させていただいた。
▼石井亜由美さんのウェブサイト
http://heartfulcolor.lovepop.jp/
色というのは電磁波の一種で、それを活用して
心身を活性化させていくのが「カラーセラピー」だという。
たとえば。
イライラをときほぐす代表的な色は「ピンク」。
米国の刑務所で壁を「桜色のピンク」にしたところ、
暴力的な行為や攻撃的な行為が激減したそうだ。
心身のバランスをとり、生命力をわき起こしてくれるのは「緑」。
ロンドンのテムズ川にあるブラック・フライア・ブリッジは
自殺の名所だったが、橋の色を黒から緑に変えたところ、
自殺者が3分の1に減少したという。
色の効果ってすごいなぁ。
最も癒される色は、ベージュやパステルカラー。
バスタオルやタオルは、そうした色を選ぶのが良いそう。
気をつけたいのは、肌に直接身に付ける下着の色。
特に女性にお勧めなのは、
女性の二大ホルモン分泌カラーであるピンクとラベンダー。
黒い下着は、老化を促進してしまうとのだとか。
あらら・・・(汗)。
「黒」は大好きな色だが、石井さんに話を聞いてからは
ココロやカラダに与える影響を考えて、意識的に違う色を選ぶようにしている。
お気づきの方もいらっしゃると思うが、
私のウェブサイトの文字は黒ではなく「グレー」。
今の名刺は、淡い色とりどりの水玉に「紺」の文字。
手帳はオレンジにしている。
お財布と名刺入れは茶色。ラインストーンがちりばめられている。
なんとSamantha Thavasa(サマンサタバサ)のもの!
記憶が間違っていなければ、石井さんが持っていらしたものと色違い。
こんな若者ブランド、自分が持つとは思ってもみなかった(笑)。
自分が気になる色は、心身の回復に必要な色らしい。
その日の気分によって、どんな服や持ち物を選ぶか、
自分で自分を見つめてみるのも面白そう。
皆さんもいろいろな「色」を使って、
毎日をもっと&もっと楽しんでみてはいかがでしょうか?
【オマケ】
カラーセラピーを勉強する人のバイブルになっているのは、
ジェイコブ・リバーマンの『光の医学 光と色がもたらす癒しのメカニズム』
(飯村大助訳、日本教文社)だそうです。
これ、かなり面白い本。お勧めです。