女性であることの恵み ~ムーンロッジのワークショップに参加して

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木曜、満月の夜――。

あきちゃんこと、大江亞紀香さん
主催の「ムーンロッジ」のワークショップに参加してきました。

ネイティブ・アメリカンの伝統では、
ムーンタイム(月経)の女性たちは日常の家事からはなれ、
「ムーンロッジ」という特別の場で過ごしていたそうです。

ムーンタイムは浄化の時であり、
女性の感受性がもっとも高まり、
ビジョンやアイデアを受け取るのが容易になるといわれています。

女性たちは、そこで受け取ったメッセージを
家族やコミュニティーのために活用するという、
大切な役割を果たしていたそうです。

このワークショップは、女性同士があつまり、
もう一度ムーンタイムがもたらすギフトを再確認する場。

ムーンタイムという響き。
そして、その時に降りてきたメッセージを受け取る――。

そこに惹かれて、このワークショップに参加しました。

進行は、通訳であり、ビジョン心理学トレーナーである
大空夢湧子さん。

ネイティブ・アメリカンのビジョンクエスト(人生の節目に行なう儀式)に
4回も参加されている方です。

ワークショップでは、まず静かに目を閉じ、
大きく深呼吸をしながら、
自分の内側の深いところへつながっていきます。

そして、明かりを消し、小さなキャンドルの火を囲みながら、
ネイティブ・アメリカンの儀式にのっとって、
イーグルの羽を使い、セージの煙を浴びて浄化を行いました。

そのゆったりとした時間の中で、
話したり、声を出したりしながら、自分の記憶をたどっていきました。

参加者の声が、その空間に共鳴するのを聞いていたら、

女性の先祖たちが、五線譜にかかれる音符となって
つながっているイメージが湧いてきました。

連綿と続く、いのちの物語――。

心から、女性に生まれたことの
恵みや豊かさを感じられた時間でした。

このワークショップは、また、秋か冬に行われるそうです。
ご興味ある女性の方、よかったら一緒に行きましょう。