先月末、fukumimiセレクト講座
「自宅で無農薬イチゴを育てて食べよう!」に家族で参加してきました。
場所は、自家製天然酵母ぱんfukumimi の店主である瓜生奈美さんの工房。
http://fukumimi.co.jp/
講師は竹内孝功さん。
長野県安曇野で自然農スクールを開いている方です。
軽トラで、横浜市(洋光台)まで来てくださいました!
http://blog.goo.ne.jp/taotao39/e/cad197cbc61aef8e5f0e6171da29bfbc
まずは、室内で座学から。
一般的なプランター栽培と自然栽培(無農薬・無肥料)プランターの特徴を、
それぞれ説明していただきました。
一般的なプランター栽培では化学肥料を使いますが、
自然栽培プランターでは、コンパニオンプランツを混植し、ミミズを入れます。
コンパニオンプランツとは、日本語で言うと「共栄植物」。
単一野菜でのプランター栽培は、自然環境(畑)に比べて限られた空間
(不自然な環境)になるため、どうしても病虫害に侵されやすくなります。
そこで、相性の良い野菜やハーブを一緒に植えることで、
お互いの生長を促したり、病虫害を避ける効果がある植物を混植するそうです。
今回は、いちごと一緒に「ペチュニア」と「にんにく」を植えました。
次にミミズについてですが、ミミズは動くことで土を耕し、
有機物を食べて分解し、フンは団粒化した土となります。
ミミズのフンは、豊富な栄養を含んでいますが、
ミミズは死んでも、すぐに体が分解されて肥料となるそうです。
ミミズって、エライ!
ちなみに。
ミミズがいない畑は「下の下」ですが、
ミミズがたくさんいる畑は「中の下」。
ミミズがちょっといる畑は「上」なんだとか。
何匹いれば「たくさん」で、何匹ぐらいが「ちょっと」なのかはわかりません。 ^ ^
その感覚は、やはり経験するからこそわかるものなのだと思います。
その後、駐車場へ移動し、いちごを植えました。
使ったいちご苗は「宝交早生」(ほうこうわせ)という品種。
土は野菜用プランターのものを使用しました。
土には以下のような種類がありますが、
右にいくほど肥料分が多くて扱いにくく、左にいくほど扱いやすいようです。
野菜用 > 野菜・花用 > 花・野菜用 > 花用
いちごを植えた後はティータイム。
奈美さんが作ってくださった自家製天然酵母ぱんや、
竹内さんの奥さまであるゆうこさんが作ってくださったブラウニーを食べ、
質疑応答などをしました。
今回の講座では、息子も楽しそうにプランターの中に土を入れたり、
ミミズを入れたりで大はしゃぎ。他にも子どもさんが何人か参加していたので、
かなりにぎやかでした。
家族でとっても良い時間を過ごすことができました。
竹内さん、奈美さんに感謝です。
いちごはちゃんと実をつけてくれるかな。来春が楽しみです☆