心が育つ ~親子で涙~

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春は別れと出会いの季節です。

息子が保育園で大変お世話になった3人の先生が、
他の園へ異動となりました。

「本当にお世話になりました」

とご挨拶をすると、何だか気持ちがこみ上げてきて、
ほろりと涙。

「すっかり大きくなりましたよね~」と先生も涙目。

おむつの頃からお世話になっていた先生がた。
ただ、ただ、感謝です。

保育園を卒園し、小学校(学童)へ行くお友達。
保育園を辞めて、幼稚園の預かり保育へうつるお友達。

巣立っていく子どもたちの姿に、目頭が熱くなります。

昨晩――

ベッドの上で、何かを見つめる息子。

何を見ているのだろうと思って、
そっとのぞいてみると・・・

幼稚園の預かり保育へうつる友達と息子が
2人で映っている写真でした。

急に、

「I くんが・・・I くんがいなくなっちゃう」と言って、
ベッドにうつ伏せになって、嗚咽し始める息子。

こんな風に泣く息子をみるのは初めてです。

保育園では1歳からずっと同じクラスで、
幼稚園でも同じゆり組だった I くん。

春休みが終われば、また幼稚園で会えるのですが、
今まで、ずっと一緒にいただけにさみしいようです。

親が想う以上に、

息子は友達とかけがえのない時間を過ごし、

そして彼らが、かけがえのない存在になっていることを
改めて知りました。

いつもは、やんちゃで、お調子者で、甘えん坊の息子ですが、

こんな風に、心が育っているのかと思うと、
まぶしく感じました。

今日から、保育園では一番上の学年。
幼稚園では、年長になります。

さあ、新年度スタートです!