昨日、浜松町で行われた
「Pray for Japan ドラムサークル」に参加してきました。
当初、「Yokohama 英語 de しゃべランチ」と
青葉航さんがファシリテーターを務める
「ドラムサークル」はコラボする予定でしたが、
震災の影響が続いていることに鑑み、
今回は被災者支援を目的とした
「Pray for Japan ドラムサークル」という形で、
開催することになりました。
https://oyagitomoko.com/2011/0323_114946.html
なんと参加者は50名超。
いつもの、しゃべランチの仲間はもちろん、
数年前に「PHaT PHOTO」の写真教室でお会いした方や、
リチャードボルスタッド氏のNLPコースで
お世話になった方に再会できました。
通常のドラムサークルでは、
ファシリテーターが「場」を見ながら、
速度やリズムを提示していきますが、
「Pray for Japan ドラムサークル」では、
90分間ファシリテーターなしで、
ひたすら演奏を続ける「祈りのドラミング」が
行われました。
初めてドラムサークルに参加した時(2007年秋)には、
楽しい印象が強く、自分の中の「リズム」や「情熱」が
引き出される感じがしましたが、
今回はまったく違う体験をしました。
どんな体験だったかというと…
まず、椅子が三重ぐらいの輪(サークル)になって
置かれていたので、その輪の一番外側に座り、
(写真:外岡卓之さん撮影)
私は「よさこい鳴子」という楽器を持ち、
目を閉じて演奏し始めました。
すると、目の前に大海と、その遠くの方にぼんやりと
福島の原子力発電所の映像が見えてきたのです。
(見えてきたイメージです)
その原発が、参加者が奏でる音と共に
やさしく癒されていくのを感じ、
と同時に、自分自身も癒される感じがして、
涙がぽろぽろとこぼれました。
ドラムサークルで、
こんな気持ちになるとは思ってもいませんでした。
このままイメージの世界にいると、
涙が止まらなくなりそうだったので、
目を開けて、今、この「場」に意識を戻しました。
しばらくすると、参加者が奏でる音が、
「日本の再建・復興」を感じさせるような力強いものとなり、
多くの人が笑顔になっていきました。
そして最後にろうそくに火を灯すと、
だんだん演奏の音が静かになっていき、
それが、皆の「祈り」にも感じられました。
想像を超える素晴らしい「場」が創造され、
改めて、ドラムサークルの奥義を感じた気がしました。
今回、震災に遭われた仙台の方がいらしていたのですが、
今年の夏頃に、被災地で無料の慰問ドラムサークルを
開催したいと話した航さんの言葉に、
「ぜひ、お願いします」とおっしゃっていました。
これから、その開催へ向けて、
「ドラムサークルの参加費」を積み立てたり、
寄付を募ったりしていくようです。
ドラムサークルは、
被災された方やこの地震で疲れている人の心を癒し、
立ちあがる力を与えてくれるものだと確信しました。
ドラムサークルを体験したいという方、
ドラムサークルを通じて被災地の方を支援したいという方は、
ぜひ、青葉航さんのブログやFACEBOOKを
チェックしてみてください。
http://plaza.rakuten.co.jp/winspire/
http://www.facebook.com/aoba.wataru#!/event.php?eid=202743023082938