こんにちは。
コネクティング・ハートの大八木智子です。
昨日、日本茶ソムリエの和多田喜さんを
取材させていただきました。
はじめに、
「茶葉を食べてみてください。噛むのではなく口の中でころがす形で・・・」
と言われ、やってみました。
茶葉を食べるのは初めて。
口の中に入れてみると、さわやかな香りを感じ、
そして、ゆっくり、ゆっくりと、
茶葉の甘みが舌の上に広がっていきました。
そこで、幼い頃の記憶を思い出しました。
信州で育った今は亡き母が、よくおやつに、
日本茶とお葉漬け(野沢菜)を出してくれたことを。
そして、時々隣のおばさんが来て、日本茶を飲みながら、
母としゃべっていたなということを。
あのお茶の味。あのお茶の時間・・・
なつかしい記憶です。
その後、和多田さんが心を込めて、
冷茶、あったかいお茶、すすり茶を入れてくださいました。
そして、お茶を飲みながら、和多田さんご自身の体のこと、
おばあ様のこと、食のことなど、いろいろな話を聴かせてくださいました。
おいしい日本茶というのは、
自然と人の心をゆるませるのかもしれません。
和多田さんとは、初めてお話させていただいたのですが、
何だか、ほっこりした気持ちになりました。
帰りに、和多田さんが監修されたというコミック
『茶の涙』を購入し、電車の中で読みながら帰ってきました。
お茶の世界、深いです。
和多田さんのお店「茶茶の間」は、表参道にあります。
http://www.chachanoma.com/access
近くに行かれたら、ぜひ一杯飲んでみてください。
何か大切なことを思い出すかもしれません。
そして、和多田さんが書かれた
『日本茶ソムリエ和多田喜の今日からお茶をおいしく飲む本』
(二見書房)も面白いです。
セミナーも時々やっているそうなので、ピンと来た方はぜひどうぞ。
http://www.chachanoma.com/seminar
この週末は、急須で淹れた日本茶を
ゆっくり飲んでみようと思います。