「ピンチ」を「チャンス」に

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BSE問題により、2月11日を境に「吉野家」の大半の店舗では
牛丼の販売が中止となった。

昼時には、店の外まで人の列が続いていたが、今はその光景もなくなった。
外から覗いてみると、席は半分程度しか埋まっていない。

ちょっと応援する気持ちも込めて、近所の「吉野家」へ行ってみた。

販売しているのは、カレー丼の並盛(350円)、同中盛(400円)、
いくら鮭丼(450円)、豚キムチ丼(450円)など。

一緒に行った父が「キムチを入れない豚丼はできないか」と店員に尋ねたが、
「近々できる予定ですが、今は・・・」という返答があった。

結局、父はカレー丼(並盛)、私は豚キムチ丼を頼んだ。

豚キムチ丼は、味が薄い上にコクがない。豚バラ肉の安っぽさと、
キムチの甘さにたまねぎの甘さがあわさって、なんとも”微妙な味”だ。
正直、もう一度食べたいとは思わない。

カレー丼はぬるい上、やや甘口。豚キムチ丼に比べれば悪くはないが、
この味で常連を作っていくのは難しいだろう。

牛肉の販売中止に関する今回の報道を見て、
「牛丼」は単なるファーストフードではなく、
「日本の食文化」の1つになりつつあることに改めて驚いた。

吉野家には、安全性を第一に考えながら、味の改良や新商品の開発を進め、
ぜひ「ピンチ」を「チャンス」に変えて欲しいと思う。