「質問」で最良の解決策を引き出す

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「アクションラーニング体験&質問力強化」というワークショップに参加してきた。

こうしたワークショップがあっても、
「組織に勤めるビジネスパーソン向けだろうな~」と
思って参加しないことが多かったが、

「質問力強化」というテーマならば取材に活かせるかも?!
と思い、申し込んでみることにした。

「アクションラーニング」とは、
質問形式の討議によって、個人(組織)が抱える問題の本質を探り出し、
最良の解決策を考えて、自ら行動していくという問題解決・学習法だという。

アメリカのビジネススクールでは、主流になりつつある手法なんだそうだ。

すごく面白かったのは、「質問」によってのみセッションが進められるという点。

問題解決というと、すぐ相手(問題提示者)に対して
「○○なところがダメ」 「△△を改善すべき」といった
否定的で断定的な意見を言ってしまいがちだが、

アクションラーニングの場合は、
「どうして上手くいかないのですが」ではなく「どうしたら上手くいきますか?」
という肯定的な質問や、

「何をすれば良いと思いますか?」というオープンクエスチョン(Yes、Noではなく、
答えがいくつもある質問)を投げかけながら、相手と一緒に
問題の本質や解決策を探っていくところが興味深い。

今回、私が抱えている問題を提示してみたが、
いろいろな人から質問を受けたことで、思った以上に頭の中が整理され、
今まで目を向けていなかった「視点」に気付いたりと、得るものが多かった。

こうしたワークショップは、”食わず嫌い”せず、また参加してみよう!