映画「ホテル ビーナス」を、ヨコハマシネマソサエティで見た。
心に傷を持つ人々が暮らす「ホテル ビーナス」。
そこでの人間模様が描かれている。
映像は青みがかったモノクロで、しかも全編、日本語の字幕付き韓国語。
映像と言葉があいまって、人々の持つ哀しみや苦しみがよりいっそう
心に伝わってくる。
そして、LOVE PSYCHEDELICOの曲がなんとも効果的。
繰り返し流れる「Everybody needs somebody」が
見る者に高揚感をもたらしていた。
とにかく、草なぎ剛(チョナン)の演技が光っている。
特に、少女(サイ)と「タップ」で心を通わせるところがイイ!
静かにサイを見守る様子が、なんとも微笑ましかった。
映像良し、音楽良し。俳優も個性的な面々がそろい見ごたえがあったが、
「つんく」を出したのはやりすぎ。脇役にしては存在感がありすぎた(笑)。
まだ見てなければ、ぜひヨコハマへ。お勧めです!