今日は、病院主催の「母親教室」(有料:1,000円)。
夫に会社を休んでもらい、2人で参加した。
今日の話は次の通り。
1)お産の専門的な処置(会陰切開、陣痛誘発剤)・・・産科医からの説明
2)無痛分娩・和痛分娩・・・麻酔科医から
3)妊娠期に必要な栄養・・・栄養士から
4)呼吸法、乳房の手入れ、入院時の注意事項・・・ビデオ、助産師から
5)病棟見学
会陰は、赤ちゃんを通すためにギリギリまで伸びるが、
うまく伸びなかったり、いきみがうまくないと裂けてしまうケースもあるという(キャー!)。
裂けてしまった傷はギザギザして縫合しにくく、治りも遅くなるため、
医師の判断で会陰を切るのだそうだ。
(経産婦の場合は切らないケースもあるが、初産の場合は切ることが多いとか)
切り方も「縦」に切る場合と、「斜め」に切る場合があるらしい。
斜めに切るのは、裂けた傷が肛門まで行かないようにするためだという(再び、キャー!)。
一通り、産科医からの説明が終わったあと、帝王切開について聞いてみた。
逆子の場合、事前に帝王切開の予約をすることになるが、
当日、赤ちゃんの頭位が下を向いていたら、その予定はキャンセルできるらしい。
それを聞いてホッとした。
続けて、麻酔科医から「無痛分娩」と「和痛分娩」について説明があった。
「無痛分娩」とは、持続的に麻酔を投与し、痛みをほぼすべて取り除く方法で、
「和痛分娩」とは、お産の進行に合わせて鎮痛剤や鎮静剤を投与し、60~70%痛みを取り除く方法。
母体に入った麻酔薬は、どんなものでも赤ちゃんに移行するので薬としての影響はあるが、
それが赤ちゃんの健康をそこなったり、母乳などに悪い影響を及ぼすことはないという。
アメリカではお産の80%が無痛分娩で行われているようだが、日本ではまだまだ認知度が低い。
麻酔科医の数が圧倒的に少ないことが原因のようだ。
妊娠した当初、無痛分娩や和痛分娩も考えていたが、
無痛分娩で生まれた友人や整体の先生から「麻酔を使うから、あまりお勧めしない・・・」と言われたので、
今のところはやらないつもりだ。
いずれにせよ、母体と赤ちゃんの安全が保たれる「最善の策」を選択したいと思う。