問題残した「予防接種制度の改正」

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風疹の予防接種を受けるため小児科へ。

いつものことながら、注射では泣かない息子。
転んだり手を挟んだ時は大声で泣くのになあ・・・?

とにかく、これで保育園に入る前に
麻疹、風疹対策ができたのでホッとした。

というのも、これまで別々の接種だった麻疹と風疹のワクチンは
4月から1本にまとめられ、「MR混合ワクチン」(*)という形になるため、

この3月に風疹の予防注射を受けそこねると、
もう風疹単独の接種はできなくなる、と聞いていたからだ。

しかし、新たな問題が・・・。

MR混合ワクチンでは、予防効果をより高めるため、
1歳で1回目(第1期)を摂取した後、
小学校就学前の1年間(幼稚園・保育園の年長クラス時)でもう1回(第2期)、
計2回接種するようだが、

うちの息子のように麻疹、風疹の注射を別々に受けた人は、
受けたくても、MR混合ワクチンの第2期(就学前)の接種はできないようだ。

国は「麻疹と風疹の早期接種を」と勧めてきたのに、これはないよなあ。
特に保育園に入る子は「麻疹は入園前に」と、急いで注射したはず。
そういう子どもは不利?!

今後、安全性・有効性が確認されれば、
わが家のような場合でも接種できるようになるそうだが、
そんな問題を残したまま、改正された予防接種制度って何なの!

とりあえず、厚生労働省や自治体の動きをウォッチするしかないな。
(*)MRとは、麻疹のM(measles)と風疹のR(rubella)の頭文字をとったもの