「笑っていいとも!」に明橋大ニ先生が出ていた。
明橋先生は超ベストセラー
『子育てハッピーアドバイス』の著者
・・・と言えば、わかる人も多いだろう。
現在、真生会富山病院で心療内科の部長を
されている。
実は先々週、明橋先生に
「子どもに『安心感』をもたせる子育てとは?」
というテーマで取材をさせていただいた。
この先生、本のイメージどおり穏やかな方。
でも、熱いものを内に秘めているという感じ。
取材の中では、「なるほど」と思う話をいくつも聞かせてもらった。
たとえば・・・
★「がんばれ」よりも
「がんばっているね」「よくがんばったね」という声かけを!
「もっとがんばれ」「もっと~したら」という言葉は、
”子どもの良いところを伸ばしたい”という親の気持ちの表れ。
しかし、精一杯やっている子は
「これ以上どうすれば良いの?」とツラくなってしまうのだという。
なので、もっと「現状を認める言葉」「今のそのままを認める言葉」を
意識的に使うようにすると良いそうだ。
もう一つ。
★厳しすぎるしつけ、体罰は逆効果
最近は、少年事件が起こるたびに、家庭の責任が強調され、
「子どもは小さな頃から、(叩いてでも)きちんとしつけなきゃ」
ってプレッシャーを感じている親が多い。
だけど、厳しすぎるしつけをされた子ども、
特に叩かれて育った子どもは、
その時は言うことを聞いたとしても、攻撃性が強くなったり、
反社会的になったり、精神疾患を発症するなどのリスクがあることが
わかってきているそう。
自分が親に叩かれて良かったという人もいるが、
「『悪いことは悪い』と教えてくれたのが良かったのであって、
決して体罰そのものが嬉しかったのではないはず」
と明橋先生は話していた。
子育てはもちろん、人間関係を学ぶにも役立つ
『子育てハッピーアドバイス』(1万年堂出版)。
3巻すべて持っているので、ご興味あるかたお貸ししまーす。