東京都下の自治体で、
「地域ぐるみの学校安全講習会」が始まった。
全部で4~5回シリーズ。
その講習会を取材し、
内容を簡潔にまとめたものに図表や説明を加え、
「防犯テキストブック」の原稿を作成する、
というのが私の仕事。
講師は仕事でいつもお世話になっているH氏。
講習会には、小学生のお子さんを持つ母親と、
防犯にかかわる地域の方々が参加していた。
印象に残ったのは、「管理」と「教育」をバランスよく
継続することが大事だという話。
たとえば、ジャングルジム。
危ないからとやらせなければ、
そこで怪我をすることはない。
しかし、落ちたことや、落ちそうになったことがなければ、
”高さ”という危険性を知らずに育つことになる。
反対に、やった経験があれば、
落ちた時、落ちそうになった時に学びを得て、
”高さ”という危険性を管理する術を知るのだという。
自分の子どもが
自ら危険を回避できる大人になるのか。
それとも、
常に誰かに守られる必要のある大人になるのか。
「危険回避力」を子どもに身につけさせることの大切さを
実感した話だった。
では、「危険回避力」を身につけるにはどうしたらよいか?
・・・というのは次回以降の講習で学ぶことに。
いやいや、楽しみだー。