それなりに(?)楽しめた温泉旅行

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家族で鬼怒川温泉へ。

実は、夏休みの旅行(ニューヨーク)の手配を頼んだHISが、
その時キャンペーン中だったため、
温泉旅行に招待されていたのだ(うふふ)。

「転職してすぐには休みを取れないから、
12月まで待って欲しい」と夫から言われ、待つこと3ヶ月。
待ちに待った旅行だった。

泊まったのは「あさやホテル」。
ご存知、産業再生機構の支援を受けたホテルだ。

部屋は、秀峰館10階の和室。
豪華さはないが、小ぎれいな感じ。

夕食は18時からとのことで、
まずは夫が部屋で全身マッサージを1時間受けることに。

その間、息子を連れてキッズルーム「わらべ」へ。
写真で見たよりもややシャビーな感じだったが(苦笑)、
息子は動かない消防車に乗ったり、椅子を縦横並べかえたりしながら、
楽しそうに遊んでいた。

マッサージが終わったところで、
ブッフェレストラン「Asaya Garden」へ。

和洋折衷で、品数豊富。
味は予想以上で、かなり満足。

息子(1歳児)がいるため、ゆっくりはできなかったが、
日光ビールを飲んで、ちょっとイイ気分になった。

その後、夫は息子を連れて温泉へ。
私は、整体&リフレクソロジのため別行動。(←この時を待っていました!)

60代後半くらいの整体の先生が施術をしながら、
いろいろな診断をしてくれた。

たとえば・・・

・胃下垂は10年ほど前に治っている(ホント?)
・胃潰瘍の後がある(!)
・子宮筋腫がある(!) ←40歳を過ぎたら、定期検診に行くよう言われた
・子どもはできにくいほう(!) ←頭の形でわかるそう

・かなりお酒は強い。が、胃腸が弱いので、
 ビールなどの冷たい飲み物、アイスイスクリームはNG
・男性ホルモンがちょっと多い
 (男性の気持ちの方がわかるでしょ、だって?!)

整体自体は気持ち良かったのだが、
婦人科検診受けなきゃ・・・とビビッタ1時間だった。

部屋に戻ると、21時半を過ぎているっていうのに、
息子は元気に起きている。

「全然寝ないよ~。廊下で仕事しているから、
寝かしつけが終わったら呼んでくれる?」と夫。

温泉に来てまで仕事かい。しかも、徹夜覚悟らしい。
そんな夫ってどーなのよ。
ま、一緒に来てくれたことに感謝すべきなんだろうけど・・・ね。

それから、30分くらいかけて寝かしつけ。
息子が寝たので、夫を呼びに行く。

そうなると、仕事をする夫の邪魔も、
寝ている息子の邪魔もできないので、
一人部屋の外へ。

40分で、3つの大浴場や露天風呂をまわり、
30分間、ラウンジでウィスキー「山崎」のお湯割りを飲みながら、
友人に貸してもらった『ハチミツとクローバー』を読みまくった。

午前12時閉店とのことで、ロビーへ移動。
そのまま読み続ける――。

が、白や赤のスーツを着たコンパニオンのおねーさんたちがしゃべりながら、
浴衣を着たおじさんたちと腕を組んで歩いているのが気になる。

うーーん。静かに本を読むスペースが欲しい・・・。

部屋のある10階へ移動し、廊下で読み続ける。
一体、温泉に来て私、何しているんでしょーね(笑)。

午前2時。すべて読み終わったので部屋に戻り、ウトウトしていると・・・
午前3時。目を覚ました息子が、パパがいないと泣き始める。

結局、夫も寝かしつけに参加し、就寝。

午前5時半。目が覚めたので夫を起こす。
温泉に行きたかったが、息子が起きると、
夫の仕事が中断されてしまうので、ここは我慢。

またウトウトしていると・・・午前7時に息子が起床。
朝御飯を食べに、ブッフェレストラン「Asaya Garden」へ。

夕食時とは内容が変わっていて、
それはそれで美味しかった。

帰る準備をした後、午前9時から岩盤浴へ。
「仕事に目処がついたら、行かせてもらえないかな?」
という、半ば強引な・・・いや”強い目力”で交渉成立。

これが、なかなか気持ちよい!
体はポカポカ。老廃物が汗となって流れ出ていく感覚。
岩盤浴がクセになるのがよくわかった。

10時チェックアウトなので、急いで着替えてロビーへ。
「もう少しゆっくり温泉につかりたかった」というのが正直な感想。

でも、それなりに(?)楽しめた旅行だった。

その後は、華厳の滝、竜頭の滝、中禅寺湖、
東照宮などを観光し、帰途へ。

一言いわせてもらえるなら、夫よ。次回、温泉旅行に行く時は、
仕事を終わらせてからにしてね。イヤ、マジで。