この土日は、「音楽三昧」な週末だった。
土曜日は、中村航くん主宰の
「ドラムサークル&リズム・セッションの会」に家族で参加した。
「ドラムサークル」とは、
打楽器を持った人が輪になり、即興でつくりあげるアンサンブル。
それぞれが感じるままに自由にリズムを楽しみながら自己表現し、
周りの人と調和もとっていく――。
都内のスタジオへ行くと、
アフリカのジャンベや、モロッコのベンディールなど
初めて触れる打楽器がたくさんあった。
私はバチで叩くアフリカの打楽器を選択。
(ジュンジュンかな・・・?)
それを息子と私の間に置くと、
息子はすぐにバチを持って叩き始めた。
彼のリズムにあわせて、私も叩く。
時には速く、時にはゆっくり。
時には激しく、時にはやさしく。
おー。何だか気持ち良い!
自分の中の「リズム」や「情熱」が引き出される感じ。
息子も私も興味津々で、
次々にいろいろな楽器を試してみた。
それを通じて感じたのは、
人間に一人ひとり個性があるように、打楽器も一つひとつ音が違う。
それぞれに特徴があり、どれも魅力的だが、
一緒に奏でると、そこには想像もしなかったような
ステキな「音」や「場」が生まれるんだな・・・と。
今回の参加者は15名ほど(うち子どもは3名)。
初対面の人ばかりだったが、一緒の「場」をつくりあげることで
不思議と「一体感」を感じることができた。
ちょっと調べてみたら、ドラムサークルは、
☆参加者の持つリズムスピリットを強める
☆コミュニティ作りをする
☆参加者が健康で、より良く生きる
手伝いをすることが目的のようだ。
音楽としての芸術的な表現はもちろん、福祉関連のレクリエーションやケア、
学校や企業でのチームビルディングなどに幅広く利用されているそう。
なるほど。まさに今、
時代が求めているものなのかもしれないな。
ドラムサークルは、「ファシリテーター」と呼ばれる
案内役がリードしてくれるが、
今回は、ドラムサークルのファシリテーターとして
日本の第一人者である佐々木薫さんが来てくださった。
参加者の自主性や雰囲気を大切にしながら、
時には熱く、時にはちょっとドライな感じで
われわれ参加者を引っぱっていってくれた。
ちなみに。
11月16日(金)~18日(日)には、
ドラムサークルの父と呼ばれるアーサー・ハル氏と学ぶ
ファシリテーター研修があるという。
http://www2.gol.com/users/teranga/trainings.html
すっごく面白そうだが、すでにそこには予定が・・・(涙)。
ご興味ある方、ぜひ&ぜひどうぞ!