先月、友人が本を出した。
大宮エリー『生きるコント』(文藝春秋)
これは、『週刊文春』に連載していたエッセイが本になったもの。
エリー(本当はそう呼んでいないけど☆)には
ここ何年か会っていないが、
毎年ものすごく個性的で、自虐的な年賀状をくれるので、
いつも夫とゲラゲラ笑いながら眺めている。
エリーは、電通時代にCMプランナーとして数々のCMを手がけ、
その後も、ミュージックビデオの制作やテレビドラマの演出をし、
最近は、映画監督としても活躍している多才なヒト。
http://www.ellie-office.com/news/
で、肝心な本の内容だが、
ホントにエリーの人生はコント、毎日がドラマという感じ。
特に、エリーのおかん(母)が強烈におかしい。
ついでに、おとん(父)もおかしいし、マネージャーさんもおかしい。
エリーも独特だけど、みんな相当個性的。
エリー、よくやっているなって思うほど。
(皆さん、愛すべきキャラクターなんですが・・・笑)。
やっぱり、オモシロイ人には、オモシロイ人が引き寄せられるのかな。
プロに対して、何を今さら言うんだって感じだけど、
この本、ホントに文章のリズムがいいし、描写もうまい。
情景の描写とか、心の描写とか。
こういう素材を、こういう風に料理するのか・・・と味わいながら読める。
改めて、エリーのすごさを確認。
これを読むと、人生楽になる。何でも来いって思える(苦笑)。
『生きるコント』。
ぜひ&ぜひ、買って読んでみてください!