ワンネススクール募金・物資支援のお礼&夏合宿参加報告 ♪

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先日、被災地の子どもたちへの募金・物資支援について
ブログに書かせていただきましたが、
たくさんの方にご協力いただきました。
https://oyagitomoko.com/2011/0805_114141.html

子どもたちに、石川県のワンネススクールで過ごす
夏休みをプレゼントしていただきまして、
本当に、本当にありがとうございました!

▼ワンネススクール
http://www.oneness-school.org/

ワンネスの代表である森要作さんから、

「(夏合宿)無事終了。皆帰りたくないと言ってくれ、
 かなり楽しんでくれたと思います。
 いろいろなカンパも助かりました」

というメールをいただきました ^^

皆さんの温かいお心遣いに、心から感謝しています。

さて、毎年、LPCという異業種交流会のメンバーで
ワンネススクールの夏合宿へ行っていますが、

今年は、8/6(土)~7(日)まで
精鋭部隊4名が行ってきました。
(私は次男出産のため行けなかったのですが…)

以下、そのご報告と参加者の感想です。

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★Iさん

毎年のように参加している夏合宿ですが、
今年は例年とは違う感慨がありました。

私は被災地の方達にお会いするのは、今回が初めてでした。
メンタル面で配慮すべき事があるかもしれない、と考えたり、
皆さんとどう接したらよいのか分からず、
スクールに到着するまでは緊張していました。

けれども福島の子供達は皆、素直で可愛らしく、
人懐こくて、私の不安はすぐに吹き飛びました。

子供達どうしは初対面も多かったはずですが、
お互いを思いやり、譲り合い、和を作るのがとても上手でした。
また、私達LPCのメンバーやスタッフにも積極的に
話しかけてくれるなど、気遣いの出来る所に感心しましたが、
もしかしたら不安定な環境の中で忍耐強く過ごしている影響が、
このような形で現れているのかもしれない…と思い、
複雑な思いがしました。

今回はボランティアスタッフとして、
近隣の様々な地域から沢山の方達がいらしていました。
皆さんそれぞれ色々な想いを持って参加されていて、
お話を伺ったり交流出来たのは、収獲でした。

朝の散歩の時、隣家の方に突然話しかけられました。
「子供達の元気な声が聞こえますね。
シーツを寄付したのだけれど、足りていますか?」

他にも会う方皆さんと挨拶を交わして歩きながら、
地域の方達の関心の高さや思いやりを感じ、
とても嬉しく心が温かくなりました。

帰る時、何人もの子供達から
「え~、Iちゃん帰っちゃうの!?」
と言われて、後ろ髪をひかれる思いで
ワンネススクールを後にしました。

川遊びや流しそうめんをするなど
自然と共に過ごすのが夏合宿の醍醐味なのですが、
それと共に魅力的なのが、
ワンネススクールを通して出会う方達の
温かさや優しさなのだと、あらためて感じました。


★ちょーさん

1泊2日のワンネス滞在は、
とても充実感に満ちた気持ちで終えました。

例年と違って今年は、震災で被災した福島の子どもたちと
いっしょに過ごすという特別な2日間。

ワンネスに行く前、僕自身、震災については、
TVや新聞のニュースを通してでしか知らなかったため、
実際、子どもたちに会ったらどんな風に接したらよいか
考えをめぐらせていました。

しかし、8月6日にワンネス校舎に到着すると、そこにはとても
ステキな笑顔と元気いっぱいの子どもたちがたくさんいましたので、
こちらも自然体で接することができました。

それからの2日間は、皆で川遊び、サッカー、書画など、
めいいっぱい遊び尽くしました。特に嬉しかったのは、子どもたちが
40歳のおじさんである僕を「ちょーさん!」と呼んでくれたことです。
その声を聞くたびに距離感が縮まっていく感覚を覚えました
(僕の勝手な思い込みかもしれませんが。笑)。

また、今回はお母さま方とご一緒に時間を過ごせたのもよかったです。
震災以来の生活や状況や今の率直な思いなどを初めて会った僕たちに
共有してくださったことは今でも心に刻まれています。
親として子どものことを大切に思う心の深さを実感しました。

最後に要作さんやYくんをはじめ、ワンネスを育み、
支えている全てのみなさんへ心から御礼を申し上げたいと思います。
来年の夏、また帰りますね。


★Hさん

今回は、いつものワンネスとは違って、福島県の子どもたちと
お母さんたちと鳥越の夏を過ごしてきました。
子どもたちは、上は中学生から下は1歳児の23名(?)。
元気いっぱいの子ども達の相手は、なかなかの体力勝負でした。

福島なので自然に親しんでいるのかと思いきや、
意外と虫がNGだったり、川で泳ぐのも初めての子も多かったです。
子ども達に地域性があるのか分かりませんが、東京の子どもや
石川の子どもと比べると、みな素直で人懐っこい子どもが多かったです。

毎年恒例の流しそうめんもびっくりするくらいの食欲で、
10人前があっという間になくなり、結局4~50人前をゆでました。
ここ数年で一番のそうめん消費量でした。
久しぶりに、子どもとたくさん遊んだわんねすの夏でした。
たのしかった~♪

恒例の夜の大人の会も、3人のお母さん方も一緒に開催。
福島の現状や震災時の状況、いま皆さんが考えていることを
いろいろとお話いただけて、本当に貴重な時間でした。

お辛いことも多かったと思うのですが、お話してくださって
ありがたかったです。お母さんたちにとって、あの夜が少しでも
ホッとした楽しいひと時になってたらいいなと思いました。

福島の皆さんとまた来年わんねすで会えたら、いいな~。

*被災した福島の子どもたちだからかな、と感じたこと

1.いただいた蓮の花を花瓶に生けてテーブルに飾った時に
 「ここにおいて地震で壊れない?」と聞く女の子。

2.書楽(楽しい書道)の道具を洗った時に、雑草をちぎって
  スポンジがわりにした時に、「生きてるのに、いけないんだ」と
  言った女の子。

3.夜のおとなの会のお菓子をみつけた男の子たち。
  要作さんから3袋だけ好きなのを持って行ってもよいといわれ、
  6人でじゃんけん大会。

  どうしても「黒糖かりんとう」が食べたい(渋い!!)男の子。
  一番にじゃんけんに負けてしまいました。あまりにもがっくりきているので、
  1袋残しておいて明日あげよう。と思っていたら、一番にじゃんけんに勝った
  男の子が自分が選んだお菓子ではなく、黒糖かりんとうを選びました。

  「僕、やっぱりこっちにする」
  「自分の好きなの選んでいいんだよ」
  「ううん、こっちがいいの」
  かりんとうが食べたかった男の子は「ありがとう、ありがとうね。」と大喜び。

  しばらくして、男の子部屋の前を通ると楽しそうに黒糖かりんとうを食べる
  笑顔の男の子たち。「美味しい?」と聞くと「おいしー!!」とVサイン。
  きっと、普段食べるかりんとうよりも100倍美味しかったんだろうな。


★Rくん

おおきなすいちゅうめがねをつかって、
かわで、めだかをつかまえました。

おとうさんにだっこされて、かわのふかいところへ
いきました。こわかったー。

ながしソーメンでは、おわんにいっぱいソーメンを
とりました。チョコやゼリー、ぶどうも
ながれてきたので、てでとりました。

むしとりにいきたかったけれども、いけなかったので、
らいねんは、かぶとむしやバッタをとって、
もってかえりたいです。

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来年は、LPCがワンネススクールを訪ねる旅を始めて、
13年目になります。

この夏合宿に参加したいという方がいれば、
ぜひ、ご連絡ください。

来年一緒に行きましょう!!