コウゾから作られる和紙。
手間をかけ、技術を駆使して作られる。
そんな和紙を使った舞台を観に行ってきた。
Washi+Performing Arts? Project
「風の強い日に」横浜TPAM公演。
高知の和紙産業に携わる人々と、
国内外で活躍する舞台芸術家の交流によって、
素材を生かす「芸術としての和紙」
の可能性を広げ、
和紙の魅力を再発見することが目的の
アーティストインレジデンス企画。
舞台では、男女4人が
入れ替わり立ち替わり現れ、
全身全霊を使って訴えてくる。
一瞬のうちに生まれては消える、
和紙と肉体の美しさ。
そこにあるのは何なんだろう?
歪んだ愛? 憎しみ? 悲しみ? 希望?
感情が揺さぶられ、息ができない。
こんな舞台を見たのは初めてだ。
終わった後は、しばし放心状態。
まったく言葉が出てこなかった。
今回の公演に声をかけてくださった
俳優の浜田あゆみさんのご実家は、
何世代にもわたって土佐和紙を
製造しているそう。
購入した土佐和紙のカレンダーに触れ、
光に透かしてみる。
何ともあたたかい。
原料であるコウゾは今、
危機に瀕しているという。
伝統ある和紙に想いを馳せたい。
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▼Washi+Performing Arts? Project Vol.3
「風の強い日に」TPAM公演
https://futarikkoproduce.wixsite.com/home/washi-projects-3
▼浜田さんがプロデュースする
「ふたりっこプロデュース」
https://www.facebook.com/futarikkoproduce/
▼土佐和紙プロダクツ
http://tosawashi-products.com/