今日はファイナンシャルプランナー(FP)の深田晶恵さんを取材した。
もともと、外資系電機メーカーでOLをしていた方だ。
「昨年のボーナス、手取り減ってませんか?」
深田さんが、編集者に向かって聞いた。
「確かに・・・」
実は、2003年4月から、厚生年金、健康保険、介護保険の保険料に
「総報酬制」が導入されているという。
「総報酬制」とは、月給とボーナス(賞与)に対して同じ保険料率を課す制度のこと。
今まで月給とボーナスの料率は違っていて、ボーナスに対する料率は少なかったが、
これだと「年収」が同じでも、ボーナスが多い人ほど負担が少なく、
ボーナスのない人や低い人には負担が大きいという”不公平感”があったという。
そうした”不公平感”を見直すため、この制度は導入されたらしい。
その結果、ボーナスにかかる保険料率が大幅アップになっている。
ボーナスをアテにして住宅ローンを組んだり、大きな買物をしていた人は
マネープランをしっかり見直す必要がありそうだ。
お金に関する「情報」を知らないと、
「こんなはずじゃなかった」ということが後から出てきそう。
ちょっとお金の勉強してみようかな。