「魂」が感じられる歌声

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平原綾香(ひらはら・あやか)のファーストアルバム「ODYSSEY」を買った。
ご存知、「Jupiter」を歌っている現役の音大生だ。

「Jupiter」は、歌声、曲、歌詞、すべてに「魂」が感じられる。
彼女の低音はたまらなく良い。
この歌声を聞くたびに、鳥肌がたってしまう。
とても19歳とは思えない、素晴らしい歌唱力だ。

友人から、この曲の原曲はクラシックだと教えてもらった。
調べてみると、ホルストの組曲『惑星』の中の「Jupiter」を
カバーしたものだったとわかった。

しかも!

彼女の祖父は、日本ジャズ界の草分け的トランペット奏者で、
父は現役サックス奏者らしい。
あーや(と、彼女は自身のHPの中で自分をそう呼んでいる)は
「音楽一家」に育った女性だったんだ! 納得。

アルバムは、「Jupiter」ほど感動的な曲はなかったが、
5曲目の「あなたの腕のなかで」は、メロディも歌詞も柔らかくてよかった。
これから人生をともに生きていこうとするカップルに、そっと聞いて欲しい1曲だ。

今後のあーやの活動に「期待大」!