”普通のこと”ができるのはすごく幸せなこと

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中学生の頃、急性リンパ性白血病のため
長野県立こども病院に入院していたという盛田大介さんに取材した。

彼と藤本一宇さん(注)とは友人同士で
「いっちゃん」「だいちゃん」と呼び合う仲だ。
(注)9/3の日記ご参照

盛田さんは現在、医学部に通う大学4年生。
小児科医を目指して、日々勉強しているという。

彼が医者を志すようになった大きなきっかけは、
同じ病院に入院していた小学生の宮越由貴奈ちゃんが亡くなり
ご霊前に、彼女が書いた「命」の詩が積んであるのを見たことだった。
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   命

   命はとても大切だ
   人間が生きるための電池みたいだ

   ~中略~

   「命なんかいらない。」と言って 命をむだにする人もいる
   まだたくさん命がつかえるのに
   そんな人を見ると悲しくなる
   命は休むことなく働いているのに
   だから 私は命が疲れたと言うまで せいいっぱい生きよう
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盛田さんは病気を経験したことで、学校へ行って友達と遊ぶなど
”普通のこと”ができるのはすごく幸せだということ、
「命」が尊いものであり、もろい存在であることに気付いたという。

それに気付いているか、いないかで「人の生き方」は変わると思うと
盛田さんは言う。私も同感だ。

盛田さん、藤本さんの取材の詳細は
10月09日(土)発売の『ロゼッタストーン』をご覧ください!