行ってきました。3泊4日の沖縄旅行!
メンバーは、大人6名+子ども(1歳児)2名。
大学時代のサークル仲間とその家族たち。
旅行直前、息子はアデノウイルスに感染し高熱を出していたが、
特効薬はなく、自然に治るのを待つしかないそうなので、
ちょっと迷ったが、沖縄へ一緒に連れて行くことにした。
(というより、連れていっちゃいました~)
★料金をプラスしてでも「オーシャンビュー」
宿泊したホテルは「ブセナテラス」。
ご存知、九州・沖縄サミットのメイン会場となった
ブセナリゾートにあるホテル。
2年前に泊まった時はガーデンビュー(山側)だったが、
今回は料金をプラスしてオーシャンビュー(海側)にしてもらった。
ベージュと白を基調としたアジアンテイストな部屋は、
非常にシンプルだが居心地が良く、飽きのこない空間になっている。
天井が高いせいか、実際より広く感じられるのも良い感じ。
部屋から海を眺め、波の音を聞いていると、
また沖縄に来れたという”満足感”と”リッチな気分”を存分に味わえる。
オポチュニティコストを考えれば、
部屋は絶対にオーシャンビューだなーと思う。
しかも、今回は旅行を手配してくれたサークルの先輩のおかげで、
最上階(10階)に泊まることができた。これでさらに贅沢感アップ!
ただ、この部屋にも難点が・・・。
隣のベランダがあまりに近いので、ベランダで話しをしていると、
その声が思いっきり聞こえてしまう。これはNG。
それに、雨が降った時のベランダの水はけがあまり良くない。
何とか工夫して、こうした点は直して欲しいなあ。
★押しつけがましくない、ホテルマンの心遣い
素晴らしいのはハードだけではなく、ソフトも最高級。
どのバトラー(=ホテルマン)も感じが良く、
何より、押しつけがましくない心遣いが好印象だった。
たとえば・・・
2日目の夕方、息子の熱は39.5度まで上がり、
だんだん元気がなくなってきてしまった。
そこで!
「24時間バトラーサービス」に電話し近所の病院を尋ねると、
すぐに沖縄県立北部病院の情報を教えてくれ、
女性のバトラーが地図と氷枕を部屋まで持って来てくれた。
その後、病院へ行くため預けたレンタカーをロビーで待っていると、
男性のバトラーが、息子の頭を冷やすタオルと
カラダをくるむタオルを差し出しながら、
「何かあったらいつでもご連絡ください」と名刺もわたしてくれた。
ホテルマンとしては当たり前のサービスなのかもしれないが、
なかなかできるようで、できない細やかな配慮だと思う。
さらに!
病院から戻り、夕飯を食べにホテル内のレストランへ行くと、
先に行っていた友人が事情を話しておいてくれたからか、
終わり間近だったビュッフェの時間を延長し、
その上、「ルームサービスに預けておきますので、
召し上がる時にご連絡ください」
と持ち帰り用のデザートを用意してくれた。
あぁ、感謝、感激、感動。
こういう心遣いって、やっぱり心に残るよなあ。
★ブセナのお勧めレストラン
ちなみにデザートを用意してくれたのは、「ラ・ティーダ」
というレストラン。朝食は3回のうち、ここを2回利用した。
お勧めはオムレツ。好みの具材を入れながら
目の前で作ってくれるので、熱々のまま食べることができる。
やっぱりホテルならではのサービスだな、と思う。
もう1日の朝食は和食の「真南風」(まはえ)へ。
内容は、ご飯に味噌汁、厚焼き卵、焼魚、味のりなど
一般的な”日本の朝ご飯”だが、
比較的空いているので、けっこう穴場かも。
3日目の昼に行ったのは、イタリアン料理「チュラ・ラ」。
ランチは2,000円前後。息子用に、メニューには載っていない
トマト味のリゾットや、辛くない薄味のパスタをお願いしたら、
快く受けてくれた。
こういう要望を気持ち良く聞いてくれるレストランって心地良いよなあ。
シェフの皆さんに感謝。
その夜には、部瀬名岬の先端にある
シーフードマーケット「ランブルフィッシュ」へ。
好きな食材を選び希望の調理法を伝えると、
オープンキッチンにいるシェフたちが、それらをすぐに作ってくれる。
海ぶどう、いらぶち、ミーバイなど、沖縄ならではの食材を中心にチョイス。
オイスターソースや甘酢を使った料理を美味しくいただいた。
楽しみながら食事ができるこのレストラン。
残念ながら、夜は真っ暗で景色が見えないので、
日の沈む直前くらいの時間帯が狙い目かも。
★その他、お勧めのお店(食事処)
ホテル以外でお勧めしたいお店は、
初日の夜に行った居食屋「甚兵衛」(じんべえ)。
”沖縄通”の友人に教えてもらい、事前に個室を予約していった。
絶対はずせないのが、島らっきょうと琉球黒豚あぐーの塩焼き。
こんなウマイ島らっきょうは食べたことない!
もー、オリオンビールがすすむ&すすむ。
ぐるくんのから揚げも、ジーマミ豆腐も、島らっきょうの天ぷらも最高。
しいていえば、ミミガーは一緒に和えてあったくらげの量が多すぎて、
ミミガー本来の味を楽しめず残念。
フーチバージューシーは薬膳の味が強すぎたが、
その他の料理は、本当にどれも美味しかった。
それから、沖縄そばやソーキそばを食べるなら、
名護にある「元祖丸隆そば」や那覇空港にある「天龍」がお勧め。
両方とも沖縄の友人に教えてもらった店だが、
丸隆そばは地元の人がよく訪れるらしく、まさに”大衆食堂”という感じ。
天龍はダシの味がしっかりしていて、万人にウケる味だと思う。
反対に、ちょっと期待外れだったのは、
カヌチャベイホテル「龍宮」での飲茶バイキング。
お店は”オジサマたち”が行くようなゴルフのクラブハウス内にあり、
ホテルのWEBサイトには
「一度では食べつくせない豊富な飲茶が楽しめる」とあったけど、
味はそこそこ、一度で食べつくせるくらいの量しかなかった(苦笑)。
ただ、デザートの「黒蜜杏仁豆腐」だけは別格。
あっさりしていて、それでいてコクがあって何杯でも食べられる。
実はこのデザート、とんねるずの「新・食わず嫌い王決定戦」の
”芸能人御用達お土産ベスト20”の第2位になった代物らしい。
これが食べられただけでも、この店に来たかいがあったかな。
★お勧めアクティビティ
今回の旅行は、「食」だけではなく、
ホテルでの「アクティビティ」も充実していた。
2日目と3日目の午前中には、
ホテルのプライベートビーチでカタマランというヨットを満喫。
足を海水にひたし、太陽を浴びながら走行するのは最高!
大学時代はヨットとテニスのサークルに入っていたが、
一緒に行ったメンバーに2人スキッパー(ヨットの操縦)を
できる人がいたので、非常にたのしもしかった。
その後はプールサイドで、しばしのんびり。
ここで飲んだオリオンビールは極上!
2年ぶりにオリオンビールの工場へ行ってみたが、
そこで飲んだ”出来立てのオリオンビール”よりも、
ホテルのプールサイドで飲んだものの方がコクがあって美味しかった。
(前回は工場で飲んだビールが一番美味しかったのになあ・・・)
さらに、女性陣はエステも予約。
息子を夫に預け、リポーズという100分のボディトリートメントで、
日ごろの疲れを取り、心も体もリフレッシュした。
ちなみにお値段は16,800円。
夫に「自分で払って」と言われるかと思ったが、
チャックアウトの時、そのまま払ってくれた。感謝、感謝。
★この旅行を振り返ってみて・・・
実は当初、ハワイへ行く予定だったが、
息子が保育園に通い始め、風邪のウィルスなどをもらってくるので、
GWに元気に旅行へ行けるかな・・・という不安があり、
長旅であまり負担をかけたくないという思いもあったので、
仲間に相談し、行き先を沖縄にしてもらった。
案の定、息子は旅行直前に発熱。
結果的に、この変更は大正解。
天気が良くなかったのであまり出かけず、
ホテルでのんびり、というのも良かった。
ちなみに旅行の間、息子はぐずっていることが多く、
寝ている時以外は夫婦交代で抱っこ。しかも、夜は授乳の嵐。
食欲もあまりなかったが、
ベビーダノンのヨーグルトをわたすと機嫌が直り、
パクパク食べたので、これには随分救われた。
(自宅から12個持っていきました!)
ともかく、家族旅行も良いが、
気の置けない友人との旅は楽しいなあ、と改めて実感。
次はどこへ行こうかな~。
(「その前に働け!」という感じですが・・・)