最近気になること――。
それは、父のお腹。
2000年に母が亡くなってから、外食する機会が増えたせいか、
お腹のぜい肉がドンドン増えている気がする。
見るからにメタボだ(苦笑)。
メタボと言えば・・・
2ヶ月ほど前になるが、
『ちょい太でだいじょうぶ―メタボリックシンドロームにならないコツ』(集英社)
を書いた鎌田實氏に取材させていただいた。
鎌田氏は、ご存知のとおり『がんばらない』(集英社)の著者。
現在、長野県にある諏訪中央病院の名誉院長をなさっている。
数年前に『がんばらない』を読んでから、
いつかお会いしたい・・・と思っていた。
アポを申し込み、取材が決定した時は
飛び上がって喜んだ。
人間、願えば・・・いや行動すれば、
叶うこともあるんだな。
で、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)
についてだが、
鎌田先生は、メタボをわかりやすく言えば、
「食べすぎ、運動不足症候群」
だと話していた。
日本のメタボの診断基準は、
腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上で、
高脂血症、高血圧、高血糖のいづれか2つ以上の
症状がある場合。
内臓脂肪は血管を悪くする引き金を引きやすく、
血管がダメになると、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞、
脳血管性の認知症などになりやすくなるという。
うちのオヤジさん、大丈夫か~?
メタボを予防するには、
「食生活の改善」と「運動の習慣化」が
必要なんだそうだ。
食事は、色のついた野菜やきのこ、海藻類をしっかり食べること。
嫌いじゃない人は玄米や五穀米もお勧め。
魚は血液をサラサラにするため、週5回は食べて欲しいとのこと。
お勧めの運動は
「インターバル速歩」と「がんばらないスクワット」。
「インターバル速歩」は・・・
30メートルはやく歩いたら、
次の30メートルは深呼吸をしてゆっくり歩く。
これを繰り返しやる(10分で良いそう)。
「がんばらないスクワット」は・・・
深くかがみこまず、スクワットを途中で止め、
腹筋に力を入れて、そのまま20秒。
立ち上がる途中でまた止めて、お腹に力を入れて20秒。
これを3回やってみると良いそうだ。
がむしゃらにがんばる必要はないけど、あきらめずにやってみて、
というのが鎌田先生のメッセージだと思う。
うちのオヤジさん。
そしてメタボが気になる方。
いきなり、ビリーズブートキャンプに手を出さないで、
こちらをやってみてはいかが?(笑)