若者、大志を抱く ~ソロアルピニスト編~

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大志を抱きながら「今」を生きる若者に感動した話を
先月ブログに書いたが、
https://oyagitomoko.com/2009/0614_070725.html

もう1人、心動いた人がいる。

ソロアルピニストの栗城史多(くりきのぶかず)さん。
http://kurikiyama.jp/

今年、エベレスト(チョモランマ)への単独・無酸素登頂を目指している
27歳の若き道産子の登山家だ。

子どもの頃には夢がなく、
何かをつかむために、大学1年生から登山を始めた栗城さん。

その後、地球を感じながら登山をしたいと思い、
7大陸の最高峰を単独で登る夢を追いかけるようになったという。

彼の座右の銘は、「Beyond the limit」。
夢は、生と死の狭間から「生きる力」を次世代へ伝えること。

寒いところやトレーニングが嫌いと言いながら、
栗城さんは、限界に挑戦し続ける。

身長162センチ(私と同じ!)、体重60キロ(ここは違う!)という
体のどこから、そんなエネルギーが湧いてくるのだろう。

彼は言う。

~ 山は征服や克服ではない。
  いかに全てを捨てて、そして全てを受け入れるか。

  不安や恐怖感、または登頂後の名誉など様々な
  感情や思いがあるが、全てここに置いていこう。

  大切なのは山を感じ、そして楽しむことだ ~

全てを捨てて、そして全てを受け入れる――

そんな栗城さんの生きる姿が、映像に映し出されている。
見る者に「力」を与え、そして、世界はつながっていると教えてくれる。
http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/8/174/?c=354

彼は今、エベレストへの挑戦を前に、
トレーニングとエベレスト登頂を祈願するために、
聖地・チベットのカイラス巡礼の旅に出ている。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bt_nobukazu
http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/8/257/

数々のトラブルに見舞われながらも、
山に祈り、感謝し、自分の可能性を信じて、
前へ進み続ける栗城さん。

そんな栗城さんを心から応援したい。

追伸:8月2日(日)に日比谷公会堂で行われるイベントに、
    栗城さん、いらっしゃるようです。詳細はこちら☆
    http://daijoubu.jp/katsudo.html