「命を産んで、命を育てるストーリーテリング」、第3回目を開きました。

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夏の雨は、夏草の香りを運んでくれますね。
皆さん、いかがお過ごしですか。

先日ブログに書きましたが、
「命を産んで、命を育てるストーリーテリング」
https://oyagitomoko.com/2012/0607_144311.html

第3回目を渋谷で開きました。

渋谷聡子(しぶたにさとこ)さんと一緒にです。

第1回目と2回目は、母である参加者の方々と、
出産や子育て、夫婦・家族関係について自由に語り、
感じたことをお互いに伝え合うという形で進めてきましたが、

今回は、NVC(*)の「エンパシーサークル」を使いながら、
お話をしていきました。

(*)Non-Violent Communication=非暴力コミュニケーション

ご参考:『NVC人と人との関係にいのちを吹き込む法』(日本経済新聞出版社)

エンパシーサークルのやり方は・・・

周りの人たち(聴き手)は、
語り手が話していることに静かに耳を傾け、

そこから聴こえてきた、
その人の感情の奥にあるニーズが何であるかを、
(言葉が書かれた)カードを通して語り手にわたしていく――

というものです。

カードを受け取った人は、
そのインパクトをじっくり味わい、
思ったこと、感じたことを表現していきます。

普段、話を聴いている時に(無意識に)しているような
「評価」「判断」は脇におき、

そこにいるすべての人が「共感」しながら、
話を聴いていきます。

やり方はシンプルですが、
深いところで自分とも相手ともつながる感覚があり、

語り手が言葉にしていないところにも共感が生まれ、
とても温かい場が創造されました。

また、自分の価値観を再認識したり、
自分について新発見したものもありました。

ちなみに、この日は次男が発熱していたため、
夫が会社を休んでみていてくれたのですが、

(私のニーズをくみ取ってくれ・・・笑)
ストーリーテリングの終わりの頃に、
次男を連れて車で迎えに来てくれました。

夫もその場でエンパシーサークルを体験しましたが、
改めて、自分を再発見する機会となったようです。

次回は、お子さんたちが夏休みに入るという方も多いので、
来月開催するか再来月にするか考え中ですが、

ご興味ある方がいらっしゃれば、
ぜひ、ご連絡くださいね☆